僕がトライチェイサーに乗りたいわけ
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と、ここまで書いたら、過去にもほとんど無改造のライダーマシンがあった。それはライダーマンの「ライダーマシン」(そのまんまやな・・・)とスーパー1の「Vジェット」、それに仮面ライダーZOの「Zブリンガー」
である。確か、Vジェットの方は、子供の頃に乗りたかったライダーマシン第1号だった。親に、ハレーダビットソンを買ってくれとねだった記憶がある。しかしこの3台は、以下の理由で却下である。

ライダーマシン→ノーマルすぎ(笑)
Vジェット→高すぎ
Zブリンガー→ヘッドライトがない

ライダーマシンは、あまりにもそのまんまで今ひとつだし、Vジェットは高価すぎる上に僕が中免までしか持っていないので、法的に乗ることが出来ないのである。Zブリンガーは色の塗り分けだけでそれらしく仕上がるけれど、ヘッドライトがないのでだめなのだ(ヘッドライトとあの赤い目を同時に付けちゃうと、とても間抜けな姿になるだろうな)。うーん・・・。

話を戻しましょう。トライチェイサーならば、番組でははずしてある保安部品をしっかり整備してやれば、きっと公道でも乗ることが出来ると思う。GヘッドではなくてBヘッドの方ならば、街乗りにも派手すぎずにちょうどいいのではないだろうか?ビートチェイサーは?と思う方もいるかもしれない。どちらかと言えば、ビートチェイサーの方が従来のライダーマシンのデザインコンセプトに近いような気がする。実際に走る姿もかっこいい。だけど、先に惚れてしまったのは「トライチェイサー ブラックヘッド」の方なのだ。

ライダーマシンを作れるかもしれない。そう思い始めたら、居ても立ってもいられなくなった。ライダーマシンに乗りたいという僕の夢が、実現できるかもしれないのだ。むしろ、この時代にトライチェイサーに巡り会ったことを、僕は運命と思いたい。今作らなくて何時作るっ!

前途は多難である。何せ、肝心のバイクがまだ手に入っていないのである。あと、改造にかかる資金や素材の問題等、解決しなければならない問題が山ほどある。結構大きなコトを言ってしまっているが、本当にやり遂げられるかどうか不安もある。しかし、ライダーファンの維持と誇りと見栄にかけて、トライチェイサーをぜひ作り上げてみたいのだ。時間はかかるかもしれないけれど。

とにかく、ここまできたら絶対トライチェイサーを作ってやるぞ!そして、地の果てまで駆け抜けてやるっ!
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