僕がトライチェイサーに乗りたいわけ
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2000年のこの年に満を持して始まった「仮面ライダークウガ」。正直、最初はこんなにハマるとは思っていなかった。

最初にクウガの姿を見たときの感想は「ちょっとダサイ・・・」であった。胴体のプロテクターがなんだか浮いたデザインに見えてしまっていた。おまけに「4つの形態に変身する」と聞いて、「仮面ライダーBLACK RX」を思い出してヤな気分になった。RX自体が、全作のいい雰囲気をぶちこわしにした上に、伏線をぶちこわしにして終了した作品であった上に、別の姿に変身するという設定が商品展開がらみのこじつけのようで、あまり好きではない仮面ライダーだったからだ。しかも、クウガのバイクのデザインがなんだかいただけなかった。無理矢理クウガのデザインとこじつけているようなヘッドパーツが、今ひとつ気に入らなかった。一言で言えば、ださいバイクと思っていた。

「でも、とりあえず見てみよう」

仮面ライダーファンとして、食わず嫌いは絶対にしちゃぁいけないな。一回目の放送を見てから、今後の日曜日の睡眠時間のスケジュールを組んでも遅くはないし・・・。

そして、第1話を見た。ハマった!

全体に流れるミステリアスなムード、リアルな警察描写、綺麗な映像。はたして、朝っぱらの子供番組でここまでやっていいのかと思うような殺陣。これは、今の子供のための仮面ライダーじゃぁない。大人になったライダーファンのための仮面ライダーだ!かくして、僕の日曜日の起床時間は、平日よりも2時間だけ遅くなった。

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