僕がライダーマシンに乗りたいわけ

 

「ライダーマシンにぼくらもぼくらものりたいな♪」

大学3年生の頃。暇だけは無限にあった頃。僕は、ひたすらビデオを見ていました。とにかく、学校に行って飯を食って寝るとき以外は必ずと言っていいほど、あるビデオを見ていました。

そのビデオとは、そう、仮面ライダーです。

小学生の時に「仮面ライダースーパー1」をテレビで見て以来、仮面ライダーファンになった僕は、テレビの特番でしか見たことがなかった最初の仮面ライダーを最初から見てやろうと、ある日突然に思いつきました。親元から離れた学生時代にしか、こんな自堕落かつ有意義なことは出来ませんから、思い立ったその日にレンタル店に直行しました。

1クール目から順に見ていって、ちょうどシリーズの中盤当たりだったでしょうか?戦いに勝利した仮面ライダーがサイクロンにまたがり、疾走するシーンにあの曲がかぶってきたのです。

「ライダーマシンにぼくらもぼくらものりたいな♪」

初めてこのフレーズを聴いたとき、ビリビリッと体に電気が走ったような気がしました。そしてなぜか、目がウルウルッとしてきたのです。

「なんてすごい歌なんだろう」

正直、そう思いました。当時の少年たちの純粋な憧れが、この短いフレーズの中にぎゅっと詰まっているではありませんか。そう、あのとき、日本中の男の子たちは、きっとみんなライダーマシンに乗りたかったに違いないのです(これを書いている今も、なぜかウルウルッときてる僕・・・)。僕はリアルタイムで番組を見ていなかったので、勝手な憶測なんですけど、当時の子供たちはきっとそう思っていたと思います。その思いが濃縮されたこの挿入歌に、僕は打ち抜かれてしまいました。

ライダーマシンに乗りたがっていた子供たちが大人になって、車の免許が取れるようになって、一番最初にしたことは、「自分だけのマシンを手に入れること」だったんじゃないでしょうか?僕も、バイクに乗っていました。僕が乗っていたのはYAMAHAのツアラーだったんですけど、それでもすっかり仮面ライダー気分でした。でも、心のどこかでライダーマシンに乗ってみたいと言う思いは燻っていました。大学生の当時、福岡で旧サイクロン号とバトルホッパーのレプリカを作った人たちがテレビで紹介されていました(どなたか青年仮面ライダー隊のHPアドレスご存じないでしょうか?確かに存在したはずなんですが・・・)。心底うらやましいと思いました。そして、子供の頃の夢に、きっちりとけりを付けた彼らがとても男らしいと思いました。本当にうらやましい!僕も、ライダーマシンを作って、ガンガン走ってみたい!!

しかし、とても残念なことに両車輌とも、公道を走ることが出来ないと言うことでした。どちらも、仮面ライダーの愛馬らしいデザインをしているが故に、叶わないことなのかもしれません。彼らの心中は知る由もありませんが、もしかしたらちょっぴり悔しい思いをしているかもしれません。多くの子供たちの目に触れる機会が、グンと減るわけですから。ライダーマシンは、子供の夢と希望を具現化したものだと僕は思います。劇中と同じように町中を走り回って、みんなの心を躍らせるもの。それがライダーマシンだと思うのです。

2000年を迎えて、僕も20代後半になりました。新たな世紀が訪れるこの時代に、新たな仮面ライダーが誕生しました。その名は「仮面ライダークウガ」!トライチェイサー2000を手足のように駆り、大都会を疾走する彼の姿が、僕の心に火をつけました!ライダーマシンに乗りたい!再び、熱い思いが体を駆けめぐりました。一人の仮面ライダーファンとして、ライダーマシンを作って疾走したい!何か大きなコトが出来るのは、もうこれが最後かもしれない。ならば全力でアタックして、モノにしてみたい。

僕は、自分の夢をカタチにするために、決心しました。もしかしたら、途中で挫折して投げ出してしまうかもしれません。だからこのHPを立ち上げました。自分自身のする事に責任を持ち、中途半端なことをしないために。このHPを見に来た方々に、僕の決心を見届けていただくために、僕は頑張ります。広げた風呂敷は必ずたたんで、自分のモノにしていくつもりです。

とりとめのない文章でしたけど、最後に声を大にして言いたい!

絶対作って見せるぞ!トライチェイサー!!

どうか皆様、こんな健一郎の暴挙を暖かく見守ってやって下さい。